2011年8月5日金曜日

海のトリトン

みなさんは、『海のトリトン』というテレビアニメを見たことはありますか?

七つの海を支配し暴虐の限りを尽くす、ポセイドン族と戦う運命にあるトリトン族最後の生き残りトリトン。悪者ポセイドン族と戦う少年の姿がかっこよかった!
「オリハルコーン!」
という決め台詞が当時ブレイクしました。

1972年4月1日から9月30日まで放送されました。
ということは、私が小学5年生のときですね。
テレビっ子で、見えるアニメはほとんど見ていました。映るチャンネルも限られていました。初代ウルトラマンは見えても仮面ライダー1号2号は見えなかった・・・・・。友達の家では見えていたのになあ。
そんな頃ですが、この『海のトリトン』ほど本気で見ていたのは他にないかも・・・・・。
土曜日午後7時からの30分が、本当に待ち遠しかったものです。

しかし、どんでん返しの最終回は、子ども時代は意味がわからなかったです。大人になって、やっとわかりました。
『苦難の旅の果て、ポセイドン族の本拠地へのりこんだトリトンは衝撃の真実を知る。ポセイドン族はアトランティス人によってポセイドンの神像の人身御供として捧げられた人々の生き残りであり、トリトン族は彼らに滅ぼされたアトランティス人がポセイドン族に復讐するための武器であるオリハルコンの短剣を託すために生み出した新人種だった。ポセイドン族がトリトン族を殺戮してきたのは、自らの身を護るためである。』(Wikipedia より引用)
今まで信じてきたものが、逆転した感覚。自分が良いと思ってやっていることも、視点を変えれば弱者をいじめていることになっていたということです。何と深い結末なのでしょう。いやはや恐れ入谷の鬼子母神です。改めてファンになりましたよ。

さて、何よりも心に強烈に残っているのはヘプタポーダ。ポセイドン族なのに美しく、そして、トリトンを助けたりもする。小5の私の心は、ヘプタポーダに大いにあこがれたのです。そんな時もありました。少年でしたね。

ちなみに手塚治虫氏の描かれた原作漫画も読みました。
ガ~ン。
「何じゃ~、こりゃ~。」
でした。

やっぱり、『海のトリトン』こそ、私のテレビアニメランキングのNo,1です!

1 件のコメント:

  1. ずっと以前、カラオケで熱唱していたころを思い出します。リアルタイムのトリトンときは、ぼくは、4歳。初代ウルトラマン、ミラーマンなどといっしょに、かすかな記憶があるのみです。

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