2011年8月16日火曜日

バクマン。

原作・大場つぐみさん、作画・小畑健さんです。

週刊少年ジャンプのアンケート至上主義をこの作品のおかげで初めて知りました。その結果は本誌の掲載順に現れるとのことです。これでジャンプを読む楽しみ(?)が増えました。
しかし、厳しいものですね。本人の実力(思い込み)ではなく、読者からのアンケートで出てきた数字が作品の絶対的な評価となるとは。人気の低下した連載作品はすぐに連載終了、つまりは打ち切り!これこそ最終的な外部評価です。う~ん、世の中とはかくも厳しいもの・・・・・(頭の中で繰り返す♪)。

本作は真城最高と高木秋人のコンビが良い味を出しています。自分の夢に向かって突き進んでいく若い力。これってもうどこかに置き忘れてた感覚。そういえば、こんな熱い頃が自分にもあったよなあ(あったかなあ?)。

バトル物>推理物>スポ根>ギャグ>ラブコメ・・・ が基本の私ですが、「バクマン。」は一番のバトル物と同じくらい面白いなと思いながら読んでいます。ただし、面白さの感じ方が違っています。「ONE PIECE」や「HUNTER×HUNTER」は、コンビニ(または喫茶店)に行って毎週立ち読みしたくなる作品であるのに対して、本作はコミックスで通読したときにグ~ンと面白さが増すのです。ハラハラドキドキ vs しっとりじわ~ という感じの違いです。


ちなみに、小畑健さんの作品でいうと、『ヒカルの碁』がとても好きで何度も読み返しました。主人公の成長をじっくりと描いているのがいい感じでした。『DEATH NOTE』は今一はまらなくて・・・・・。


原作と作画をそれぞれで担当して作品を仕上げるのもいいなあと(改めて今日)思いました。一人でやろうとすると難しいことって世の中にはたくさんあるものですから。そういったところでも「バクマン。」はGood!です。

1 件のコメント:

  1. バクマン、Jamで一気借りしたものの、文字の多さに途中で脱落しそうになりましたが、(相方くんは脱落しました。チーン)がんばって読んでよかったなぁと思いました。おもしろかったです!ジャンプそのものを読むことは最近もうないのだけど、アンケートとか、掲載順とか、作者の近況とか、昔の記憶が蘇りました。なんというか工場見学した気分?ジャンプのしくみが知れて、ワンピースをまた違った読み方している感じです。

    返信削除