2011年8月23日火曜日

のだめカンタービレ_Part2

今、ビデオを見ているところです。よろづさんから借りました。

改めて視聴すると、純粋に楽しめます。そして、やっぱり音楽は素晴らしいと。

私自身、過去何度か指揮棒をふる機会を得ました。アマチュアなので、上手い下手は論外なのですが・・・、指揮棒を振るのは本当に楽しいことだと思います。

初めて指揮法を教えてくれた方の流儀で、歌の時は両手で表現するので指揮棒を持たず、合奏の時は拍をきちんと刻むために指揮棒を持つようになりました。
その方は職場の同僚だったのですが、学生の時に合唱サークルで指揮をされていたそうです。口癖が、
「指揮をする時は、背中の視線を意識すること。」
でした。
私は、とある発表会でその同僚が指揮する『フニクリフニクラ』に感動しました。音と指揮が一体となった感じ。
「すごい!」

数年後、その方はまだ同じ職場だったのですが、無理を言いました。
「ぼくもフニクリフニクラをやりたい。・・・・・教えてください。」
「ああ、ええよ。」

具体的な指導は、音楽のプロがやってくれます。私は、主に指揮を!
数年前の同僚が指揮した時のビデオを毎日すり切れるくらいテレビで見て、とにかくその場所ですぐに真似をしました。

迎えた発表会当日。指揮する喜び、会場全体に広がる迫力ある音で体中がしびれたのをはっきりと覚えています。
後日、その同僚から、
「あなたの指揮で、あなたのフニクリフニクラができていたよ。同じ楽譜でも、曲は指揮者で変わるから。よかったで。」
とほめてくれたことは今でも忘れられない思い出です。(かれこれ20年近く前になりましたが、鮮明な記憶として残っています。)

ところで、現職場では、『もう一度だけ』というお宝があります。この曲を初めて聞いた時は、涙が出ました。詩の内容がストレートに心の中に入り込み、琴線をふるわせる感じかなあ。

この歌の指揮ができるのは、ここだけです。それならばこそ、ぜひ一度は指揮してみたい!と心の底で思っていました。
で、2年前にその機会を得ることができました。
インフルエンザ禍で、発表が延び延びになりました。モチベーションが落ちることを心配していましたが、素晴らしい発表になったと思います。これも本当に心と体がしびれました。

1年に1度だけ、1人だけが指揮することができる『もう一度だけ』というお宝。それを為し得た幸運に感謝しています。この1点だけでも、現職場にきた価値があると思えるくらいステキな経験でした。

・・・・・。

『のだめカンタービレ』のビデオを見ながら、物思いに耽る深夜。
さて、もう寝ないと明日がしんどくなりますから。・・・では、おやすみなさいです。

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