2011年8月11日木曜日

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』

和月伸宏さんの作品です。


エンバーミング(第6巻)を読んでいて思いました。
『るろうに剣心』を超えていないなあ・・・・・。


緋村剣心(ひむら けんしん)というキャラの魅力。キャラが力強く立っています。
ふだんのとぼけた味と、飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)を繰り出す時の刺すような眼差しとのギャップ。「人斬り抜刀斎」としての過去と、「不殺(ころさず)」を誓って暮らしている現在。そして、繰り広げられる物語の数々。


『ジャンプ』で歴史物は受けないと言われながらスタートするも、大ヒットを飛ばしたわけで、それもこれもやはり剣心のキャラの魅力によるところが大きいと思います。


話は変わりますが、好きな作品には必ず魅力的なキャラが存在します。例えば『シャーマンキング』の麻倉葉くんもその中の一人。ゆるキャラですが、しめるところはしめると・・・・・。


「あっ!」


今、何気に調べていたら、ステキな情報に出会いました。人気が落ちると連載終了となるのは漫画の常ですが、『シャーマンキング』は最後の辺りが人気低迷のため強制的に打ち切りとなっていたのです。私もずっと後心地が悪く、気になっていました。近年、完全版が発行されていたのは知っていましたが、『ジャンプコミックス版でも執筆できなかったストーリーの続きの描き下ろし約380ページが追加され完結を迎えた・・・・・』とのこと。ここの部分を読んだら、長年の胸のつかえが治まること必然。よし、これは・・・・・!


さて、『るろうに剣心』の実写版ができるそうな。主人公緋村剣心役は佐藤健、ヒロイン神谷薫役は武井咲が務める。2011年7月から撮影が開始され、2012年に公開予定。
う~ん、これは見たくないような・・・。


いろいろ書き込みましたが、とにかく面白い作品はキャラが立っているということです。ただし、どんなキャラが好きかは個々人によりますが。


緋村剣心=Good です。

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