村上もとかさんの作品です。
数年前の夏だったでしょうか?
「この『JIN-仁-』っていうんは、ぶっちおもしろいんじゃあ。これから古本屋まわりをして、探してくるわあ。」
と、とっても大きな声が職場に響いていました。
(そうかあ、そんなにおもしろいんかあ。一度読んでみたいなあ。)
と、その時思ったのを覚えています。
ただ、まだ私は日曜劇場も見ておらず、
(ふーん、そうなんだあ。)
程度の感覚でした。
その年の秋、少々体調を崩して家でゴロゴロしていたとき、急に思い出したのです。
ちょっと、ネットでドラマを見ようっと。
・・・・・、すごくいい!
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
南方先生、咲さん、野風さん、それぞれの生き方に心が震えました。
役者さんがとっても素晴らしいなと思いました。
大沢 たかおさん、綾瀬 はるかさん、中谷 美紀さんの演じている姿が本当に役ぴったりで、加えて脇を固めるその他の俳優もすごいなあと思いました。
ふとんの中に海ができたのは言うまでもありません。
それから、コミックスで読み始めました。
マンガはマンガで面白いです。ただ、テレビドラマはマンガを超えている・・・・・・・!。
これは素直な気持ちです。もちろん原作がなければテレビドラマは生まれないわけですから、どちらも大切ですね。
コミックスを買っていて、一つだけ強く思ったことがあります。
坂本龍馬が暗殺されずに、南方先生の治療が上手くいったとしたらどうなったんだろうと。
龍馬の出ている作品は多数ありますが、最後はどれも暗殺されておしまいです。しかし、この『JIN-仁-』なら、坂本龍馬を助けてくれるのではないか。コミックスを読みながら、そんな期待を抱いていました。しかし、それはなかったですね。
昨年の10月8日の記録にこう書いていました。
☆今日、『JIN』の18巻を読んだ。
えっ、坂本さんがなぜ?
歴史上では暗殺されたのだけれど、
『JIN』の中では、生きていてほしかった。
タイムトラベラーの話の多くが、歴史を変えることを拒む。
坂本さんも、すぐには絶えなかったが、
南方先生の必死の治療も及ばず、帰らぬ人となった。
もしも坂本さんがその後も生きていたら、どんなことがあったのだろうか。
やっぱり、生きて次のストーリーへと繋がっていってほしかったなあ。
さて、テレビの完結編が今年の4~6月に放送されました。それはもう意欲満々で、録画もばっちりで!
やっぱりいいなあ!
ひさびさにはまったテレビドラマ:日曜劇場・JIN-仁でした。
生きていることはステキなことですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿