2011年8月12日金曜日

『JIN-仁-』(じん)

村上もとかさんの作品です。


数年前の夏だったでしょうか?
「この『JIN-仁-』っていうんは、ぶっちおもしろいんじゃあ。これから古本屋まわりをして、探してくるわあ。」
と、とっても大きな声が職場に響いていました。
(そうかあ、そんなにおもしろいんかあ。一度読んでみたいなあ。)
と、その時思ったのを覚えています。
ただ、まだ私は日曜劇場も見ておらず、
(ふーん、そうなんだあ。)
程度の感覚でした。


その年の秋、少々体調を崩して家でゴロゴロしていたとき、急に思い出したのです。
ちょっと、ネットでドラマを見ようっと。


・・・・・、すごくいい!


「神は乗り越えられる試練しか与えない」
南方先生、咲さん、野風さん、それぞれの生き方に心が震えました。
役者さんがとっても素晴らしいなと思いました。
大沢 たかおさん、綾瀬 はるかさん、中谷 美紀さんの演じている姿が本当に役ぴったりで、加えて脇を固めるその他の俳優もすごいなあと思いました。
ふとんの中に海ができたのは言うまでもありません。


それから、コミックスで読み始めました。


マンガはマンガで面白いです。ただ、テレビドラマはマンガを超えている・・・・・・・!。
これは素直な気持ちです。もちろん原作がなければテレビドラマは生まれないわけですから、どちらも大切ですね。


コミックスを買っていて、一つだけ強く思ったことがあります。
坂本龍馬が暗殺されずに、南方先生の治療が上手くいったとしたらどうなったんだろうと。
龍馬の出ている作品は多数ありますが、最後はどれも暗殺されておしまいです。しかし、この『JIN-仁-』なら、坂本龍馬を助けてくれるのではないか。コミックスを読みながら、そんな期待を抱いていました。しかし、それはなかったですね。


昨年の10月8日の記録にこう書いていました。


☆今日、『JIN』の18巻を読んだ。
 えっ、坂本さんがなぜ?
 歴史上では暗殺されたのだけれど、
 『JIN』の中では、生きていてほしかった。
 タイムトラベラーの話の多くが、歴史を変えることを拒む。
 坂本さんも、すぐには絶えなかったが、
 南方先生の必死の治療も及ばず、帰らぬ人となった。
 もしも坂本さんがその後も生きていたら、どんなことがあったのだろうか。
 やっぱり、生きて次のストーリーへと繋がっていってほしかったなあ。


さて、テレビの完結編が今年の4~6月に放送されました。それはもう意欲満々で、録画もばっちりで!


やっぱりいいなあ!


ひさびさにはまったテレビドラマ:日曜劇場・JIN-仁でした。


生きていることはステキなことですね。

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