2011年8月20日土曜日

遥かなる甲子園

山本おさむさんの作品です。原作は『青春の記録 遥かなる甲子園 聴こえぬ球音に賭けた16人』(戸部良也さんのノンフィクション作品)です。


とても強い印象が残った作品です。この作品と同時に、『どんぐりの家』『わが指のオーケストラ』も購読しました。


ふと思い出したことがあります。今年お話を聞くことができた方のお名前も『山本修(おさむ)』さんだったなあと。
聴覚障害の方との交流会で話をしてくださった方です。とても明るくて、私も元気をいただきました。その時のお話の中で、今でも覚えていることがあります。若い頃にプロ野球の入団テストを受けたこと。実技では合格したのに、面接でダメだったこと。それですごくショックを受けたことです。


『遥かなる甲子園』の舞台は聴覚障害の学校です。1964年、アメリカで風疹が大流行→沖縄にはアメリカ軍の基地がある→妊婦の感染→翌年、沖縄で聴覚障害の子がたくさんうまれた→そのため教育施設として1978年~1983年の6年間限定で学校が設立されたとのことです。
日本学生野球憲章の大きな壁。それを乗り越え、特例として沖縄県大会のみへの参加を許された・・・!


2つのお話は、私の心の中で重なっていったのです。


さて、山本修さんの情報をネットでみつけることができました。


     できたての「豆腐一丁」届けます!~手話落語家山本修さん~


笑門来福。笑う門には福・・・・・。
山本修さんの笑顔を見ていて、改めてそう思ったのでした。

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